門前仲町整体カイロショコラ HOME 各症状について 捻挫(ねんざ) 捻挫(ねんざ) 捻挫(ねんざ)とは 捻挫とは、体に負担がかかることによって、関節を支えている靭帯や関節包などの軟部組織、軟骨が傷つくことです。靭帯のゆるみや一部の断裂であることが多く、レントゲン検査で分かる関節の骨折や脱臼は含まれません。捻挫は、足や手や肩や肘など全身に起こり得ますが、そのきっかけは様々でスポーツ時や日常生活中に起こります。例えば、スポーツ中の激しいぶつかり合い、走っている最中の急な方向転換、交通事故、転倒、階段の上り下り、段差を越えた時、などです。例えば、首の捻挫である頚椎捻挫は、いわゆるむち打ちのひとつですが、首の損傷を防ぐために筋肉を緊張させて守ろうとする防御反応が起こる事が原因です。捻挫の自覚しやすい症状としては、腫れと痛みの2つです。腫れと痛みの程度は、靭帯の傷が大きいほど強くなる傾向があります。RICEと呼ばれる処置を行うことで、腫れの拡大や内出血を抑える応急処置ができます。RICEは、Rest(安静)Ice(冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上)の頭文字です。 捻挫(ねんざ)の対処について 捻挫などで腫れなどを起こしている場合は、すぐにその部位を冷やすことが多いと思います。この冷やすという行為は、血流を悪くしてそれ以上腫れないようにするという働きがあります。腫れを防ぐことで、周りの靭帯や軟部組織まで傷が拡大するのを防止するのです。ただ、多くの方が冷やした方がいいという点だけを気にして、腫れが引いてきても氷や湿布などで冷やし続けているケースがあります。実は、冷やすという行為は筋肉が縮み血管が圧迫されて血流が少なくなるので、冷やし続けると結果的に痛みなどの緩和が遅くなることがあります。そのため、腫れが引いてきたら今度は温めて、血行を促進し、酸素や栄養を行き渡らせて緩和を促すようにした方がよいケースがあります。温め方は、お風呂に浸かったり、温度を高めに設定したシャワーをその部位に当てたり、手首や足首などを回すなど軽く動かして温めて血流を良くして回復を早めていきます。